日本海側では積雪が急増しています。日本有数の豪雪地帯として知られる新潟・津南町から、広瀬修一キャスターが中継でお伝えします。

こちらは、細かくパラパラと雪が降っている状況です。そして、建物の屋根の上にもこんもりと雪が積もっています。山肌を見ても雪で真っ白になっていて、木々の枝にも雪が乗っかっています。

この場所は7日から降った雪、今シーズン積もった雪だということですが、同じようにひざぐらいの高さです。雪が解けがちであるということもあって、水分が多いということです。

そうすると、大変なのが雪かきです。

今シーズン初めて屋根の上の雪かきをして、家の玄関の前の雪かきをしたという住民に話を聞くと、水分を含んでいるために大変重いといいます。午前5時から1時間かけて除雪作業を行ったということで、「大変な思いをする雪のシーズンが始まったな」と話していました。

一方で、車道を見ますと積雪がありません。上からずっと水が流れていて、横いっぱいに水が広がるように水路まで用意しています。数十年前からこういった作業をしているといいます。ちょうど雪が降り出すという2日前から、こういったものを設置することで、積雪が車道には起きず、凍結も絶対に起きないそうです。

夏場に水田に送っている水をパイプで送り、車道に絶対に雪が積もらないようにして、大変な雪よけの作業をいかにして減らすかという住民の知恵が表れています。

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