8日夕方、長崎市にあるリサイクル会社の寮でベトナム国籍の男性を包丁で刺して殺害したとして警察は同僚のベトナム国籍の男を逮捕しました。

殺人の疑いで逮捕されたのはベトナム国籍の技能実習生グエン ホン ジャン 容疑者(39)です。

警察によりますと、グエン容疑者は8日午後5時ごろ同僚でベトナム国籍の技能実習生ファム ゴック ホアンさん(42)の胸などを包丁で複数回刺し殺害した疑いがもたれています。

現場は長崎市西海町にあるリサイクル業者の寮でグエン容疑者など9人の技能実習生が住んでいました。

周辺に住む人
「救急車が来てケガした人が運ばれていくところだった」「結構出血があって血が見えた。心配になった」

事件は会社関係者からの通報で発覚しました。

被害者の男性は意識がない状態で長崎市内の病院に搬送され、通報から約1時間後に死亡が確認されました。

グエン容疑者は警察の調べに対し、「刺したことは間違いない」と話していますが殺意については否認しているということです。

2人は事件直前に口論になっていて警察は犯行の動機などを詳しく調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。