静岡市のマンションで、カメラに気がつくと、捜査員の後ろに隠れるように歩く男は鈴木聖人容疑者(31)。

別のマンションでは、三宅涼馬容疑者(27)が警察の車に乗せられます。

2人は、19歳の女と共に、飲食店などを経営する仁藤貴之さん(当時30)の遺体を損壊・遺棄した疑いで逮捕されました。

仕事上の付き合いがあったという、仁藤さんと容疑者ら。

関係者によると金銭トラブルがあったとみられています。

2024年5月に3人が一緒にいるのを見た人は「指示系統な言葉ばかり彼(仁藤さん)が使っていたので部下だと思った。その2人はおとなしかったから、まさかそういうことする人間とは思わなかった」と話しました。

この3人の目撃情報から、約5カ月後。

事件が急展開。

仁藤さんの自宅付近の防犯カメラ映像を見ると、家族から行方不明届が出された約1時間後、パトカーやバイクが集まってきます。

仁藤さんを知る人は「10月3日になったらもういっぱい鑑識とか」と話しました。

夜になっても、捜査車両が続々と。近所の人によると、翌日から自宅での鑑識作業も始まったということです。

捜査関係者によると、遺体は運んだとみられるのは、鈴木容疑者名義のワンボックスカー。

店に持ち込まれ車内清掃の依頼がされていたということです。

遺体には焼かれた跡もあったといいます。

警察は、3人が仁藤さんを殺害した疑いも視野に捜査しています。

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