■就寝中の妻の腹を包丁で刺し殺害した疑い

寝ている77歳の妻を包丁で刺して殺害した疑いで82歳の夫が逮捕されました。
警察は夫が無理心中を図ったとみて捜査しています。

殺人の疑いで逮捕されたのは、京都市伏見区の無職・長谷川義孝容疑者(82)です。

長谷川容疑者は今月8日午前4時半ごろ、伏見区小栗栖南後藤町の集合住宅でベッドで寝ている妻の美保子さん(77)の腹を包丁で刺して殺害した疑いがもたれています。


■自らも腹を刺し「意識不明」の重体に

長谷川容疑者自身が「妻を刺した」と通報したことで事態が発覚。
長谷川容疑者は、美穂子さんの腹を刺した後、自らの腹も刺していて、病院に運ばれ一時意識不明の重体となっていましたが、30日に回復し、退院したことから警察が逮捕しました。

調べに対し長谷川容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。

■長年2人暮らし 頼れる親族近くに住んでいなかったとみられる

警察によると、長谷川容疑者と美保子さんは長年2人暮らしで、頼れる親族は近くに住んでいなかったとみられます。

警察は長谷川容疑者が無理心中を図ったとみて捜査しています。

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