労働時間の削減など働き方改革に取り組む企業を表彰する「いわて働き方改革アワード」の授賞式が、12月11日に岩手県盛岡市で開かれました。
大船渡市にある建設コンサルタントの企業が最優秀賞に輝いています。

この表彰は、県内企業の働き方改革への取り組みを促進しようと2016年から県が毎年行っています。

71社がエントリーした2024年、最優秀賞に選ばれた企業は、大船渡市の建設コンサルタント・アースデザインコンサルタンツです。

この会社では東日本大震災以降、災害時の対応などが理由で長時間勤務が課題となっていました。

これに対応しようと、業務の効率化を図るプロジェクトチームを社内で発足させ、定型の事務作業を自動化して作業量を12分の1に削減したことなどが評価されました。

アースデザインコンサルタンツ 菊池透社長
「自分たちが考えて効率化を図る、時間をつくって余暇に充てる。そういうことを続けることが企業には大事だと思っている」

この他、時間単位での有給休暇制度を導入している盛岡市のワイズマン、ジュークアンリミテッド、北上市の西部開発農産の3企業が優秀賞に選ばれています。

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