職員らの賃金のベースアップを求め、ストライキが行われた桜美林大学に続き、11日に東海大学でも非常勤講師がストライキを決行しました。

神奈川・平塚市にある東海大学の湘南キャンパスで11日、非常勤講師が授業を30分間短縮するストライキを行いました。

東海大学の非常勤講師らでつくる労働組合によりますと、全ての職員と専任教員で少なくとも10%以上、非常勤講師では15%のベースアップを求めてきましたが、受け入れられなかったとしています。

東海大学の学生は「僕たちの環境からしたら、授業料払ってるのに授業止まっちゃうんだとか色々思うけど、非常勤講師の立場だったら必要な時間だったんじゃないかなと思う」と話しました。

大学側は「対応がご理解いただけずストライキを実行することは、学生の教育に大きな影響があることから大変残念に思いますが、適法にストライキが行われる限りは受け入れなければならない」としています。

組合は、12日も静岡キャンパスで非常勤講師が30分間のストライキを行うとしています。

非常勤講師らが賃上げを求めたストライキは、12月9日にも桜美林大学で行われていました。

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