岩手県内では教職員の飲酒運転が相次いでいます。
これを受け県教育委員会の佐藤一男教育長がインターネットを通じて全ての県立学校の校長に再発防止の徹底を呼びかけました。
県教育委員会 佐藤一男教育長
「飲酒運転は絶対にやってはならない危険な行為であり、ましてや命の尊さを児童生徒に伝える立場にある教職員がそれを犯すことは言語道断であります」
佐藤一男教育長の訓示はビデオカメラで収録されインターネットを通じて県立学校76校全ての校長に送られました。
県内では2024年度、酒を飲んだあと車を運転し自損事故を起こしたり蛇行運転をしたりして合わせて3人の教職員が摘発されています。
佐藤教育長は訓示の中で校長に対し「全ての教職員と面談をして注意喚起を図ること」や「教職員の飲酒の習慣と通勤方法の状況を把握すること」を求めました。
県教育委員会 佐藤一男教育長
「所属長としての職責を強く自覚の上、二度と不祥事を起こさない、起こさせない職場風土づくりに全力で取り組まれるようお願いします」
教職員の飲酒運転を受けて教育長が訓示をするのは5年ぶりです。
訓示は随時校長以外の教職員も視聴していくことになっています。
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