北海道白老町で12月12日、空き家から長さ40センチ以上の砲弾とみられる物が見つかり、一時付近住民に避難が呼び掛けられました。

 12月12日午前9時20分ごろ白老町竹浦の空き家で、清掃作業をしていた業者が砲弾とみられる物を発見し、写真を撮影し最寄りの駐在所に届け出ました。


 見つかった砲弾とみられる物は直径約15センチ・長さ約45センチで、底に穴が開いていました。

 空き家から半径約200mの範囲に住む住民には一時避難が呼び掛けられましたが、午後0時20分ごろに自衛隊により回収されました。

 その後の調べで、回収されたのは『べトン弾』または『破甲榴弾』と呼ばれるもので、要塞を破壊するために作られた弾とみられることが分かりました。

 信管や火薬は入っておらず爆発の危険性はなかったということです。

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