2023年11月、北海道足寄町でスナック経営の女性を殺害し、山林に遺棄した罪に問われている男の裁判員裁判で、釧路地裁は懲役19年の判決を言い渡しました。

 足寄町の無職、志渡典吉被告(59)は2023年11月、知人でスナック経営者の延本真弓さん(66)の頭をハンマーで複数回殴ったうえ首を絞めて殺害、山林に遺棄したとして、殺人や死体遺棄などの罪に問われています。


 12月9日、釧路地裁で開かれた初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた志渡被告。しかし翌日の被告人質問で事件の動機や犯行状況について「覚えていない」「記憶にない」と繰り返し、検察へ声を荒らげる場面もありました。

 13日の判決で釧路地裁の井草健太裁判長は「死者の尊厳を考えず身勝手な犯行」として、志渡被告に懲役19年の実刑判決を言い渡しました。

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