宮城交通とミヤコーバスは路線バスの運賃引き上げを東北運輸局に申請しました。来年3月、平均14%から15%ほどの値上げが予定されています。
東北運輸局への申請によりますと、宮城交通とミヤコーバスはともに初乗り運賃を160円から200円に引き上げます。また、平均値上げ率は仙台近郊を走る宮城交通で14.96%、それ以外の区間を走るミヤコーバスで13.69%となっています。仙台市中心部の「120円区間」などは運賃を据え置く予定です。
値上げの理由については、2社とも利用客の減少や燃料費の高騰などから、昨年度5億円近い赤字となったことに加えて運転士の不足に対応するためとしています。
申請が認可されれば、来年3月1日から値上げとなり、消費税率の引き上げ以外では2017年以来、約8年ぶりの運賃改定となります。仙台市営バスも2026年10月に運賃を15パーセントほど値上げする方針です。
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