長野県松本市中山で4月29日に発生した山林火災は、一夜明けたきょうも消火活動が続けられ、昼過ぎに鎮圧状態となりました。しかし、鎮火には至らず、あす朝から消火活動が行われる予定です。

山林から上がり続ける煙。松本市中山の現場では発生から一夜明け、けさ5時ごろから消火活動が再開されました。

警察や消防によりますと29日午後1時半すぎ、「竹やぶが燃えている」と通報があり、防災ヘリも出動して消火に当たりました。

警察や消防によりますと、野焼きの火が空き家などに燃え移り、さらに飛び火した可能性があるということです。

野焼きをしていた70代男性がやけどを負って搬送されました。きのうは風が強く、日没後も山肌が赤くなるほど燃え広がっていました。

近くの住民:
「山肌が真っ赤になっているのが見えて弱った」

その後、未明に雨が降り火の勢いは弱まりましたが、けさも早朝から消火活動が続けられました。

警察によりますと、正午過ぎまでに鎮圧状態になったということです。これまでに他の建物への被害などは確認されていません。

しかし、鎮火には至っておらず、あす朝から消火活動が行われる予定です。

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