北海道後志地方の留寿都村泉川のルスツリゾートスキー場で、ニセコ町の会社員の男性(40代)が一時遭難しましたが、その後、救助されました。

 12月13日午後9時ごろ男性の家族から「スキー場に行くと言って出掛けたが帰ってこない」と110番通報がありました。

 警察と消防が14日朝からスキー場内を捜索する予定でしたが、午前5時30分ごろ「MTイゾライゾラ2000」というリフト乗り場付近でスキー場のスタッフが男性を発見し救助。圧雪車に乗せて下山させました。

 男性は会話ができる状態でケガはありません。

 警察によりますと、男性は13日午前9時30分ごろから、1人でスノーボードで滑っていたところ、午後2時30分ごろ、コース外で雪に埋もれ身動きがとれなくなりました。その後、約14時間30分後の翌14日午前5時ごろになって、男性は自力で脱出したということです。

 警察はスキー場の区域外は安全が管理されていないため、雪崩や道迷い、立木衝突などの危険があることから、注意を呼び掛けています。

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