名古屋市は、2024年度のエスカレーター利用に関するアンケートの結果を発表した。
調査は9月に満18歳以上の市民2000人を無作為に抽出し、有効回収数は1017人。エスカレーターを普段利用すると答えた915人のうち、左側が並んでいて右側が空いている際に、右側に立ち止まって乗ることがあるか尋ねたところ、「ある」と回答した人は全体の45・4%で、前回調査(23年10月)に比べ13ポイント増加した。
また、条例の施行から右側で止まって利用するようにしているかについては、「している」が62・8%を占めた。
市ではエスカレーターの利用者が左側に立ち止まって右側を空け、急ぐ人が右側を歩くのが「暗黙のルール」となっていた。市は23年10月から、転倒事故などを防ぐため、エスカレーターに立ち止まって乗ることを義務づけた全国で2例目となる条例を施行している。【真貝恒平】
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