北海道帯広市に住む80代の女性が、警察官を名乗る男らに現金約1700万円をだまし取られる詐欺被害がありました。
女性は10月下旬、警察官を名乗る男から「あなた名義の口座が詐欺に使われている」「あなたに詐欺の疑いがかかっている」「疑いを晴らすためにキャッシュカードを調べる必要がある」などと事件を装う電話を受けました。
信じた女性は11月下旬、指定された神奈川県の共同住宅宛てにキャッシュカード2枚を送り、その後警察官を名乗る男から「銀行から連絡がある」と言われていた女性は、連絡してきた銀行員を名乗る男にキャッシュカードの暗証番号を教えました。
女性のもとには警察官を名乗る男から毎日電話が来ていましたが、キャッシュカードを送った時から急に連絡が来なくなり、不審に思った女性は12月16日に警察署に相談し詐欺と発覚しました。
女性が口座残高を確認したところ、現金合計約1710万円が引き出されていて、口座にはほとんど残高がなかったということです。
警察は、警察官がキャッシュカードを送らせることはなく、詐欺の電話がきたら警察相談専用電話「♯9110」に相談するよう呼びかけています。
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