検察官から取り調べ中に「ガキ」などと暴言を浴びせられたとして、元弁護士が訴えた裁判の控訴審が東京高裁で開かれました。
この裁判は、犯人隠避教唆の疑いで横浜地検に逮捕・起訴され、有罪が確定した江口大和さんが、取り調べ中に検察官から「ガキ」などと暴言を浴びせられ、黙秘権を侵害されたと訴え、国に1100万円の賠償を求めているものです。
東京地裁は国に110万円の賠償を命じた一方、黙秘権侵害を認めなかったことから、江口さん側が控訴していました。
江口さん側は控訴審で、「黙秘権を行使した後に取り調べを継続するのは違法だ」と主張し、結審しました。
判決は、2025年2月に言い渡されます。
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