カメラの前に座る女性。
語ったのは、自身が通っていた看護専門学校でのパワハラ被害についてでした。

パワハラ被害に遭った卒業生:
教員から人格否定、指導放棄、無視、悪口といった、学生にとってとてもつらい出来事がたくさんありました。

パワハラ疑惑が浮上しているのは、福井・越前市の武生看護専門学校。
学生や卒業生合わせて4人は、2021年から2024年までに複数の教職員から人格を否定するような言動や威圧的な態度など、いわゆる“パワハラ被害”を受けたと訴えています。

卒業生は「実習中に記録物を提出した際に、いきなり理由もなく机に記録物を無言でたたきつけられて」と、自身が受けたパワハラ被害について話しました。

また、別の教員からは「あなたは看護師になったら大きなミスをする」「絶対に人を殺す」などと、周囲に人がいる前で大声で言われたこともあったといいます。

「何でそこまで言われなきゃいけないんだろう」と、パワハラ被害に遭った卒業生はずっと思い悩んでいたといいます。

学校側へ再三相談をしていましたが改善が見られず、卒業生らは学校を運営する武生医師会に対し謝罪と再発防止を求める申し出書を提出。

医師会はFNNの取材に対し「現段階では私たちも第三者委員会から調査を受けている立場なので、調査結果を待ちたい」とコメントし、2025年3月末までに調査結果を確定させるということです。

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