隣の飲食店の店内に消火器を噴霧し、経営者に暴行を加えて重傷を負わせたとして、札幌市中央区に住む飲食店従業員の男(68)が威力業務妨害と傷害の疑いで逮捕されました。

 男は11月18日午前0時ごろ、札幌市中央区南2条西7丁目の営業中の飲食店内に入って消火器を噴霧し業務を妨害し、店内や店の前の歩道で、この店の経営者男性(54)の指を消火器のレバーで挟んだり、歩道に転ばせたりしてケガを負わせた疑いが持たれています。

 経営者の男性は、手の指の骨を折るなどの重傷です。

 被害に遭った男性が11月22日に「隣のバーの男が消火器を持って来て噴霧した。ケガもさせられた」と警察に通報。約1か月後の12月18日、男の容疑が固まり逮捕しました。

 警察によりますと、男は被害が遭った飲食店の隣の飲食店で働いていて、双方に面識はあったということです。

 調べに男は「消火器をまいたのは間違いない。でもケガをさせるようなことはしていない」と容疑を一部否認しています。

 警察が男の動機や事件の詳しい経緯を調べています。

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