阪神高速で15分あまりにわたり、あおり運転をしたとして、妨害運転の疑いで44歳の男が逮捕されました。

道路交通法違反(妨害運転)の疑いで逮捕されたのは、河南町に住む自称電気工事業の生駒啓容疑者(44)です。

■阪神高速で「あおり運転」をした疑い

生駒容疑者は今月5日、大阪市の阪神高速・環状線で15分あまりにわたって、50代の男性が運転する車の前方に割り込み、速度を落とすなど、いわゆる「あおり運転」をして危険を生じさせた疑いがもたれています。

■車を降りて 廃材を投げる パトカーが駆けつけると 高速道路上を「円を描くように」走って逃走

警察によると、生駒容疑者の車が高速道路の出口付近で停車していたため、男性がクラクションを鳴らしたところ、生駒容疑者は突然車を発進させ、あおり運転を始めました。

そして、男性の車を追い越し進路を妨害すると、車を停めて運転席から降り、男性の車に向かって廃材などを投げたということです。

さらに、男性からの通報を受けパトカーが駆け付けたところ、生駒容疑者は高速道路上で円を描くように走って、そのまま逃走したということです。

■供述を変遷させる容疑者 酒を飲んでいたかも含め捜査

警察の調べに対し、生駒容疑者は「相手にやられたからやり返しただけです」と供述する一方、「覚えていません」とも話していて、供述を変遷させています。

警察は、生駒容疑者が当時酒を飲んでいたのかも含め、詳しく調べる方針です。

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