噴火警戒レベル2が継続している岩手山について、岩手県の検討会は地震などの火山活動が継続しているとして引き続き注意を呼び掛けています。
12月19日は有識者でつくる県の検討会が開かれ、10月に噴火警戒レベルが2に引き上げられた岩手山などの火山活動の状況について評価しました。
岩手山については、11月5日に黒倉山の周辺で129回の地震が観測されていたものの、ここ数日は1日に2、3回程度まで減少したことが報告されました。
一方で齋藤徳美座長は、火山活動が続いていることに変わりはないとして、「大地獄谷付近の水蒸気爆発に当面注意しなければならない」と述べました。
また、大地獄谷やさらに西側の深い場所で山に圧力をかけて膨張させる原因があると推測。
今後、西側の現象を注視していく考えを示しました。
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