東大阪市の布施警察署では、2024年の交通死亡事故の件数がゼロとなっていて、「布施戎神社」の福娘3人が一日警察署長として、署員や地域の交通安全協会に表彰状を送りました。
■警察官の制服で敬礼も披露
19日、で一日署長を務めたのは、東大阪市にある布施戎神社の福娘、今中菜月さん(22)、萬徳桃可さん(21)、芳原唯菜(22)の3人。
警察官の制服に身を包み、笑顔で一日署長の委嘱状を受け取りました。
■ほぼ1年通じて交通事故の死者が0
3人のこの日の任務は、地域の防犯活動に従事する団体や、交通安全協会、布施警察署の交通課の警察官たちへの表彰です。
布施警察署の管内では、2024年の交通事故の死者が0人。
2023年は5件、2022年は4件の死亡事故が起きていましたが、年の瀬を迎えても、まだ1件も起きていないのです。
その秘訣について、布施警察署の弓場昇交通課長はこう説明しました。
【弓場交通課長】「危険な交差点での取り締まりや、色の落ちた道路標識を塗り直すなど、地域住民と警察が地道に一体となって取り組んできたことが実りつつあります」
一日警察署長を務めた、福娘の今中菜月さんは「自転車に乗るときはヘルメットを被るなど当たり前のルールを当たり前に守りたい」と話しました。
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