兵庫県知事選挙で落選した稲村和美さんの後援会が、SNS上での妨害があったとして提出していた刑事告訴・告発が、県警に受理されました。

先月の兵庫県知事選挙で、斎藤元彦知事(47)に敗れた稲村和美さん(52)は、選挙期間中に後援会が運営する公式Xが2回にわたり凍結されました。

後援会は不特定多数のアカウントがXの運営側に対し、「SNSのルールに違反している」などのウソの通報をしてアカウントが凍結されたと主張しています。

そのうえで「ルールに反する行為はなく不当な選挙妨害だ」として、先月、偽計業務妨害と公職選挙法違反の容疑で、刑事告訴・告発していましたが、20日兵庫県警に受理されたと発表しました。

【稲村和美後援会の世話人・津久井進弁護士】「今回の選挙におけるSNSのあり方について問われるものと期待しています」

警察は、通報したアカウントの特定を進めるなど経緯を捜査する方針です。

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