東京都内で電動キックボードの利用者による危険な運転が相次いで確認されている。新宿の交通量の多い道路では、横切るようにして車の前を横断し衝突寸前になる様子が捉えられた。また別の場所でも、車道を横切ったり、2人乗りで逆走する姿も目撃されている。
すり抜けで衝突寸前
東京・新宿区で12日午前11時頃に撮影されたのは、電動キックボードによる危険すぎる“すり抜け”だ。
この記事の画像(17枚)現場は片側4車線の交通量の多い道路。電動キックボードは、突如ドライバーの右側から姿を現すと、左右の確認をせずに道路を無理に横断した。
左の車線を走っていたトラックは急ブレーキをかけ、ギリギリで衝突を回避。あと少し衝突していた状況に、目撃者は思わず「あっぶねぇー」と声をあげた。
問題の電動キックボードはというと、路肩に駐車された別のトラックとも衝突寸前になりハンドルをひねると、そのまま走り去って行った。
電動キックボードによる危険な運転は、別の道路でも目撃されている。
動画は、いきなりの逆走で始まる。するとその直後、車道を我が物顔で斜め横断。走っている車が少ないとはいえ、もしタイミングを誤れば大事故は免れない。
2人乗りで逆走…“すり抜け”で転倒しそうに
さらに墨田区は、逆走する電動キックボードも目撃された。
キックボードは車と車の間を通り抜けると、ガードパイプにもたれかかり、あわや転倒。
ドライバー:
よーく見たら2人乗りじゃないですか!それでふざけながら、笑いながらやってたんで。
周りへの迷惑など考えられないのか、交通ルールを無視してやりたい放題の2人にドライバーは…。
ドライバー:
巻き添え事故起こりますんで、自分たちの命も危ないと思うんですよね。だから危険なことはやめましょう!
(「イット!」 12月16日放送より)
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