威圧的な言動が問題になっている自民党の長谷川岳参院議員について、札幌市長や幹部職員が面会のために出張した回数が、2019年度から2023年度までの5年間で525回、費用が約3800万円にのぼったことが明らかとなりました。

 2番目に多い国会議員は約70回でした。

 長谷川議員の言動がめぐっては、北海道や札幌市の中に威圧的と感じていた職員がいたことが明らかになっていて、今回、札幌市が調べ5月2日までに公表しました。

 このうち、長谷川議員との個別面談のみを目的とした出張は121回で費用は約810万円です。

 ただ札幌市によりますと、この出張は不必要なものはなく、約束の日時に不在で面談できなかったケースもありませんでした。

 札幌市で、北海道のように長谷川参議へのお礼などを組織的に取りまとめたり、依頼したりしたケースはなかったということです。

 なお、出張回数は1人につき1回計上されるため、3人が同時に面会した場合でも3回と計上されます。

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