小城市の50代の男性が警察官と検事をかたる男から電話で捜査の協力のために金を振り込んでなどと言われ、およそ4600万円をだまし取られました。
警察によりますと、先月4日ごろ、小城市在住で50代の男性の携帯電話に警察官を名乗る男から「詐欺事件にあなた名義の携帯電話が使われている」などと電話がありました。その後、検事を名乗る男から「あなたのお金が犯罪に使われたものか調べる」などと指定の口座への振り込みを要求され、4回にわたって合計およそ4600万円をだまし取られたということです。
男性は、現金の振り込み後に「身の潔白が証明された。返金し警察官がお礼に来る」などと言われ、連絡を待っていましたが1週間ほど待っても連絡がなく電話してもつながらなかったことから詐欺に気づいたということです。
県内では3月に小城市の70代の男性が5400万円を、先月には佐賀市の40代の女性が3200万円あまりをだまし取られるなど多額の詐欺被害が跡を絶たない状況です。
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