大阪・関西万博開幕1年前イベントで、会場サービスアテンダントのユニホームを着て登壇した(左から)西村宏堂さん、小嶋花梨さん、桐山漣さん=東京都港区で2024年4月13日午後3時15分、北山夏帆撮影

 2025年大阪・関西万博の開幕まで1年となった13日、日本国際博覧会協会(万博協会)が東京都内で開いたイベントで、会場サービスアテンダントが着用する公式ユニホームを発表した。

 案内所で来場者の問い合わせに答えたり、来賓のアテンドや通訳を行ったりするスタッフのユニホームは、白を基調とし、公式キャラクターのミャクミャクを大きく胸元にあしらった左右非対称のベストが特徴。青、緑、赤の3色のTシャツ、パンツと巻きスカートから自由に組み合わせて選ぶことができる。

 いずれも植物由来の素材を採用し、環境に配慮。シューズはリサイクル素材を使用したという。

 ユニホームのデザインは公募で513点の中から選ばれた。万博協会は「樹木の豊かさや生命の力強さを感じさせ、万博のテーマである『命の大切さ、生きる力』を表現している」と説明した。

 ユニホームはほかに、医師スタッフ用や清掃スタッフ用などがある。会場周辺の公共機関などで案内を担うボランティアのユニホームも近く公開する。

 また万博協会は13日、案内所などで働く「EXPOサービスクルー」(仮称)の募集を始めた。【町野幸】

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