駅の利用者にチラシを渡し、事件について説明する豊田署員=愛知県豊田市の名鉄豊田市駅で2024年5月2日午前7時59分、田中理知撮影

 愛知県豊田市生駒町で愛知教育大付属高1年の清水愛美さん(当時15歳)が殺害された強盗殺人事件から16年がたった2日、豊田署特別捜査本部は同市内などの駅でチラシを配り、情報提供を呼びかけた。

 事件は2008年5月2日午後7時半ごろ発生。帰宅途中の清水さんが何者かに襲われ殺害された。遺体は生駒町の水田で発見され、通学用バックは岡崎市稲熊町の土手で見つかった。4月末までに計1823件の情報が寄せられたが、解決には至っていない。

 2日は捜査員ら31人が名鉄豊田市駅などで計2500枚のチラシを配った。豊田署の木村紀夫署長は「当時を思い出して情報を寄せてほしい。積み重ねが検挙につながる」と協力を求めた。

 有力な情報の提供者には最高300万円が支払われる。情報は同署特捜本部(0120・400・538)へ。【田中理知】

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