賭け麻雀をさせる違法なオンラインカジノを運営した罪に問われた男に対し、京都地方裁判所は懲役1年6カ月執行猶予3年を言い渡しました。
ランダル・アーロン・アシャー被告(36)は、海外法人が管理するオンライン麻雀の日本人向けサイトを運営し、客に賭けマージャンをさせて手数料を受け取った罪に問われています。
■場所代を徴収 月額約150万円の報酬
ランダル被告は儲けの10%〜15%を場所代として徴収し、月額およそ150万円の報酬を得ていたとみられます。
ランダル被告はこれまでに起訴内容を認め「今は反省している」と話していて、検察側は「被告は日本チームを統括し、最高決定権を持つ海外チームとの調整を担った」と指摘し、懲役1年6か月を求刑していました。
■「反省の弁述べている」執行猶予付き有罪判決
8日の判決で京都地裁は「悪質というほかなく、社会に対する影響を軽視することはできない。経営主体ではないにしろ、必要不可欠で責任は重いというべきである。動機に汲むべき事情は見出せない」と指摘。
ただ、事実を認めて反省の弁を述べていることなどから、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
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