佐賀県警佐賀南署は8日、SNS(ネット交流サービス)型投資詐欺で、佐賀市の60代の女性が約5400万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、女性は1月に投資に関するウェブサイトを通じて知り合った自称「日本人女性」からSNS上の投資グループを紹介され、さらにグループ内で知り合った自称「FX投資取引所スタッフ」から「利益300%」などと投資を勧められた。
そして、3~4月に言われるまま国内金融機関の14口座に計15回送金し、だまし取られたという。サイト上では利益が出ていることになっており、家族にこのことを話すと逆に詐欺だと指摘され、警察に相談して発覚した。相手とはインターネットを介したやり取りだけだったという。【西脇真一】
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