上越市にある複合施設リージョンプラザ上越の指定管理者が収支に関する実績報告書でおよそ1億円を過大に記載していたとして、上越市は8日、専門家による調査を開始すると発表しました。
【上越市 白石聡教育部長】
「実績報告を実際の数字よりも過大に報告していると。それは5カ年すべて。5年間で1億円、年間平均約2000万円の乖離があった」
上越市の調査で収支に関する実績報告書への虚偽記載が明らかになったのは、リージョンプラザ上越の指定管理者で東京に本社を置く新東産業です。
上越市は、ことし2月に「リージョンブラザ上越の実績報告に疑義がある」との通報を受け調査を開始。
その結果2018年からの5年間で経費をおよそ1億円過大に記載していたことが確認されたということです。
新東産業はリージョンブラザ上越を含め上越市内の7施設を指定管理しているため、上越市は専門家に調査を依頼し全容解明を進める考えです。
現段階で虚偽記載を認めていないという新東産業。
上越支店は「現在調査中でお答えできることはない」とコメントしています。
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