気象庁は5月9日、高温に関する「早期天候情報」を発表しました。対象期間は5月13日から5月21日までで、沖縄地方を除き、全国の広い範囲で平年より「気温がかなり高くなる」見込みとしています。
【北海道地方】
5月13日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.8℃以上
北海道地方の気温は、寒気の影響で9日頃までは平年並か低く、8日は日本海側・オホーツク海側でかなり低くなりますが、その後は暖かい空気が流れ込みやすくなるため高く、11日頃からはかなり高くなる可能性があります。
農作物の管理等に注意してください。また、今後の気象情報等に留意してください。
【東北地方】
5月13日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.1℃以上
東北地方の気温は、9日頃までは平年並か低いですが、その後は暖かい空気が流れ込みやすくなるため高い日が多く、11日頃からはかなり高くなる見込みです。
農作物の管理等に注意してください。また、今後の気象情報等に留意してください。
【関東甲信地方】
5月13日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.0℃以上
関東甲信地方の気温は、10日頃までは平年並か低い日が多いですが、その後は暖かい空気が流れ込みやすくなるため高く、12日頃からはかなり高くなる見込みです。
農作物の管理等に注意してください。また、今後の気象情報等に留意してください。
【北陸地方】
5月15日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.2℃以上
北陸地方の気温は、10日頃までは平年並か低く、9日頃は寒気の影響でかなり低くなりますが、その後は暖かい空気が流れ込みやすくなるため高い日が多く、12日頃と15日頃からはかなり高くなる見込みです。
農作物の管理等に注意してください。また、今後の気象情報等に留意してください。
【東海地方】
5月15日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.6℃以上
東海地方の向こう2週間の気温は、11日頃までは低いですが、その後は暖かい空気が流れ込みやすくなるため高い日が多く、15日頃からはかなり高くなる見込みです。
農作物や家畜の管理等に注意してください。また、熱中症対策など健康管理に注意してください。
なお、1週間以内に高温が予測される場合には高温に関する気象情報を、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には熱中症警戒アラートを発表しますので、こちらにも留意してください。
【近畿地方】
5月13日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.8℃以上
近畿地方の気温は、10日頃までは平年並か低く、9日頃は寒気の影響で近畿太平洋側でかなり低くなりますが、その後は暖かい空気が流れ込みやすくなるため高い日が多く、12日頃からはかなり高くなる見込みです。
農作物の管理等に注意してください。また、今後の気象情報等に留意してください。
【中国地方】
5月15日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.9℃以上
中国地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気が流れ込みやすくなるため高い日が多く、15日頃からはかなり高くなる可能性があります。
農作物や家畜の管理等に注意してください。また、熱中症対策など健康管理に注意してください。
なお、1週間以内に高温が予測される場合には高温に関する気象情報を、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には熱中症警戒アラートを発表しますので、こちらにも留意してください。
【四国地方】
5月15日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.5℃以上
四国地方の向こう2週間の気温は、10日は低いですが、その後は暖かい空気が流れ込みやすくなるため平年並か高く、15日頃からはかなり高くなる見込みです。
農作物や家畜の管理等に注意してください。また、熱中症対策など健康管理に注意してください。
なお、1週間以内に高温が予測される場合には高温に関する気象情報を、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には熱中症警戒アラートを発表しますので、こちらにも留意してください。
【九州北部地方(山口県を含む)】
5月15日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.6℃以上
九州北部地方(山口県を含む)の向こう2週間の気温は、14日頃までは平年並か高いでしょう。その後は暖かい空気が流れ込みやすくなるため高く、15日頃からはかなり高くなる可能性があります。
農作物や家畜の管理等に注意してください。また、熱中症対策など健康管理に注意してください。
なお、1週間以内に高温が予測される場合には高温に関する気象情報を、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には熱中症警戒アラートを発表しますので、こちらにも留意してください。
【九州南部】
5月15日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.4℃以上
九州南部の向こう2週間の気温は、10日は寒気の影響で低いですが、その後は暖かい空気が流れ込みやすくなるため高い日が多く、15日頃からはかなり高くなる可能性があります。
農作物や家畜の管理等に注意してください。また、熱中症対策など健康管理に注意してください。
なお、1週間以内に高温が予測される場合には高温に関する気象情報を、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には熱中症警戒アラートを発表しますので、こちらにも留意してください。
早期天候情報は、原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、 5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます(降雪量については11月~3月のみ)。【気象庁より】
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