ドラマ「3年B組金八先生」で知られる脚本家の小山内美江子(おさない・みえこ、本名=笹平美江子=ささひら・みえこ)さんが5月2日、老衰のため死去した。94歳だった。葬儀は近親者で行った。
1979年に始まった「3年B組金八先生」シリーズの脚本を、2004年放送開始の第7シリーズの途中まで執筆。中学生の妊娠や校内暴力など時代性のあるテーマを取り上げ、大きな話題となった。他にNHKの大河ドラマ「徳川家康」「翔ぶが如く」、連続テレビ小説「マー姉ちゃん」などを手がけた。
90年代からはシナリオ執筆と並行して国際的な教育支援活動に尽力。NPO法人「JHP・学校をつくる会」の代表理事を務め、カンボジアを中心に約400棟の学校を建てる活動などに携わった。〔共同〕
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