このところ週末は、季節外れの暑さになっている。
11日も、東北から西日本にかけて夏のような暑さとなった。
6日ぶりに最高気温が25度以上となり、夏日となった東京都心。
中野区の公園では、暑い日にぴったりの料理“マーボー豆腐”を食べ比べできるイベント「四川フェス2024」が11日から始まり、人気の店には長い列ができた。
さまざまなマーボー豆腐を楽しめるこのイベント。
涼しげに見える「緑のマーボー豆腐」には、青サンショウと青唐辛子がたっぷり入っている。
さらには、ラーメンが入ったマーボー豆腐も。
訪れた人たちは「めちゃうまいです。夏が来たって感じです」、「スパイスがすごく香って、今まで食べてきたマーボー豆腐とちょっと違う。カレーに見えるんですけれど、マーボー豆腐にスパイスの味がのってる」、「辛いけど苦になるような辛さではなくて、辛さがうまみになっているような感じ」などと話し、汗をかきながらスパイスのたっぷり入ったマーボー豆腐に舌鼓を打っていた。
11日は、長野市で31.8度、石川・加賀市で30.9度を観測するなど、全国12地点で最高気温が30度以上の真夏日になった。
11日、全国一の暑さとなった長野市の観光名所・善光寺では、半袖姿の人が目立ち、仲見世通りでは、ソフトクリームが人気だった。
一方、30.7度を観測した福島・伊達市に隣接する福島市の小学校では、年に一度の大運動会が行われていた。
子どもたちは、真夏のような暑さの中、かけっこをしたり玉入れなどに臨んだ。
休憩時間には水分補給、熱中症対策もしていた。
そうした中、福井市では名物の「おろしそば」でギネス世界記録に挑戦するイベントが開かれた。
目指すのは、販売数世界一で8時間以内に2500杯以上が達成の条件。
ギネスの担当者も会場で見守る中、午後1時過ぎ、わずか3時間半で2500杯の販売を達成した。
訪れた人「この瞬間に立ち会えてよかったと思います」
最終的に、4013杯がギネス世界記録に認定された。
大分・日出町では、地元の名産・城下カレイをPRする「城下かれい祭り」が始まり、家族連れなど多くの人でにぎわった。
会場では、「餅まき」などさまざまな催しが行われ、多くの屋台も並んだ。
また、祭りに合わせて「城下カレイの賞味会」も開かれた。
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