14日は全国的に季節外れの暖かさとなり、各地で2024年1番の暑さとなっている。
2024年最多の278地点で、最高気温が25度以上の夏日となった。
桜の名所として知られる青森県の弘前公園。
弘前市では6月中旬並みの23.7度まで気温が上がり、弘前公園のソメイヨシノの開花が発表された。
公園緑地課・弘前市の職員「10輪以上咲いているので、開花ということで発表します」
平年より8日早く、18日ごろに満開になる見通しだという。
弘前城の本丸にあるシダレザクラは、すでに見頃を迎えていて、多くの人が訪れていた。
大分・日田市では、真夏日一歩手前の29.8度を観測。
人気の観光地・豆田町には、半袖姿の人も見られた。
北海道・足寄町や帯広市などでも最高気温が25度以上となり、北海道として観測史上最も早い夏日となった。
札幌市でも6月下旬並みの23.0度まで気温が上がり、南区の定山渓温泉では、5月のこどもの日を前に渓流こいのぼりが登場。
色鮮やかな約400匹のこいのぼりが、青空を優雅に泳いでいた。
このこいのぼりは、5月12日まで定山渓の空を泳ぐ。
関東でも気温が上がり、千葉・木更津市の金田みたて海岸では、多くの家族連れなどが潮干狩りを楽しんでいた。
中にはクーラーボックスいっぱいにアサリをとった家族も。
潮干狩りに来た家族「きょうは5.4kgでした。ちょっととれ過ぎたかなと」、「(追加料金がかからないのが)6kgまでだったので、ちょうど良くてよかった」
併設されているバーベキュー場には、家族連れの姿も見られた。
来場者「暑いくらいで、日焼け止めを塗らないと大変だなという感じです」
そうした中、岐阜・高山市では満開の桜の下、春の高山祭が始まった。
豪華絢爛(けんらん)な11台の祭り屋台が、古い町並みを練り歩く。
祭りのハイライトの1つ「からくり奉納」では、糸で巧みに操られた人形が、まるで生きているかのような動きを見せた。
沿道には外国人観光客をはじめ、多くの観光客が訪れ、祭りの様子をカメラに収めていた。
訪れた外国人「大学生の時、日本の歴史を勉強したから、興味があって面白いです」
春の高山祭は15日までで、14日夜は、ちょうちんをともした屋台が街を練り歩く「夜祭り」が行われる。
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