梅雨の時期を前に、豪雨などの災害を想定した訓練が10日倉吉市などで行われ、国土交通省が関係機関の連絡体制を確認しました。
この訓練は、毎年この時期に国交省・中国地方整備局が取り組んでいて、管内の河川や道路、港湾を管理する事務所の職員などが参加しました。
訓練は、豪雨により倉吉市を流れる天神川が氾濫し、道路の法面が崩落するなどの被害が発生したという想定で進められ、倉吉河川国道事務所と災害現場、それに広島の災害対策本部を結んで、災害の状況の共有などのための連絡体制を確認しました。
国交省倉吉河川国道事務所・稲田一敏副所長
「河川の水位状況を細かく皆さんに周知することによって、いち早い住民避難に繋がると思っています。雨が降った時には、そういった情報に耳を傾けていただきたい」
参加した機関はこうした訓練を通じ、豪雨災害への対応力を高めたいとしています。
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