全国各地から人気の1杯が集結した「札幌ラーメンショー2024」。

 あなたが食べたい最初の1杯は?

 「こってりしたのが苦手なので、白湯スープはさっぱりだと思うので選んだ」(来場者)

 広島県から初出店「衝青天」の「トリュフ香る牛骨白湯ラーメン」。

 10時間以上焚き上げた臭みのないスープに、トリュフが華やかに香る上品な1杯です。

 「すごく飲みやすいし、食べやすい。なんか違う香りがする。これがトリュフかな。本当にそうかはわからないけれど、うまい」(来場者)

 こちらの人の最初の1杯もゴージャスでした。

 「静岡県の『伊勢海老とはまぐりの塩ラーメン』。伊勢エビのだしがあまり北海道にないので、新しいと思ってこれを選んだ」(来場者)

 高級食材の伊勢エビとハマグリをふんだんに使ったスープがたまらない、静岡県「麺匠 うえ田」の塩ラーメンです。

 「伊勢エビのだしがすごく強くて、あっさりなのに『だしがドン!』という感じ。塩味は食べやすいので、次につなげるにはちょうどいい最高の先発」(来場者)

 ゴージャスさなら北海道も負けてはいません。3杯注文したこちらの人は。

 「一番最初が北海道の塩ラーメン。思った以上にカニの味がしておいしかった、さすが北海道」(来場者)

 こちらも初出店の北海道岩見沢市「恵比寿商店」の「北海道かに塩ラーメン」。

 カニのだしと自家製塩ダレを合わせた「これぞ北海道」という、ビジュアルも楽しめる1杯です。

 「1口目から、すごくカニだった。インパクトも一番強い。全国に負けていない、おいしかった」(来場者)

 続いては…。

 「肉が乗っているのが、すごくそそられた。ボリュームがありそうなので、最初に選びました」(来場者)

 「神仙」の濃厚味噌ラーメン。金沢市の新ご当地ラーメンに制定された「加賀味噌ラーメン」の上に、ふんだんに肉が乗ったボリュームたっぷりの1杯です。

 さらに…。

 「鹿児島というのでもう、これはおいしそう。豚骨系が好きで、なおさらこれにした」(来場者)

 鹿児島県伝統の臭みのないあっさり豚骨スープが楽しめる、「麺屋 二郎」の豚骨ラーメン。ネギとニンニクを焦がし、旨味と風味が加わった本場の味が楽しめます。

 その他にも、岡山県から初出店の「一元堂」の「笠岡ラーメン」。親鶏のみを使ってだしをとった、岡山県笠岡市の伝統的なラーメンです。

 「普通の豚のチャーシューよりコリコリしていて、ちゃんとしょうゆの味もするが鶏の味もしっかりして、いろいろな味が組み合わさっていておいしい。日ごろから通えないのが残念」(来場者)

 秋田県からは名産の比内地鶏をぜいたくに使用した、「錦本店」の今回だけの特別メニューがお目見えです。

 「北海道のラーメンはあっさりと言ってもラードが上に乗っているなど、こってり系がどうしても多い。あっさり系はあまりないから、こういうのがあると食べたくなる」(来場者)

 全国各地のラーメンだけではなく札幌市の人気店の味も楽しめます。

 「まぜそばが好きなので。猫舌なんですよ。スープがあるとがっつり食べられなくて、まぜそばだとがつがつ食べられる」(来場者)

 今回初出店の「ラーメン296」の「炙り豚のニクジロウまぜそば」です。

 ラーメンショー限定仕様の特製ブレンド味噌ダレに、具がたっぷり乗った汁なし麺が味わえます。お次は。

 「北海道に来たのでせっかくなら札幌市のラーメンを食べたいと思って。めっちゃさっぱりしていておいしい」(茨城県からの来場者)

 札幌市中央区の繁華街「ススキノ」で、20年間愛され続ける「いそつー」の「絶品塩ラーメン」。

 普段は午後6時開店で夜からしか味わうことができませんが、昼から楽しめるんです。そして、こちらの方が1杯目に食べていたのが。

 「横浜市から来たので北海道らしい1杯を食べたいと思ったら、3店コラボだったのでピッタリだと」(神奈川県からの来場者)

 「3店コラボは、ここでしか食べられないと思って」(来場者)

 北海道の人気店「梅光軒」と「白樺山荘」、「あじさい」の3店が、東日本大震災の被災地支援をきっかけにタッグを組んで誕生したのが「元気ラーメン」。

 スープは「あじさい」の塩、ベースのタレは「白樺山荘」、味変の元気玉は「梅光軒」。名店の味が一度に楽しめる「札幌ラーメンショー」限定の夢の1杯です。

 「この肉味噌が、塩のあっさり感により旨味を加えている。おいしい」(来場者)

 3店コラボのラーメンに、みなさん北海道を存分に感じていたようです。

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