人工知能(AI)システム受託開発のデータセクションは12日、米サーバー大手のスーパー・マイクロ・コンピューターと業務提携すると発表した。AI向けサーバーの研究開発や画像処理半導体(GPU)の調達などで協議する。需要が高まる生成AI向けに特化したデータセンターの国内における運営を目指す。
スーパーマイクロは米エヌビディアが今年3月に開催した開発者会議「GTC2024」で、エヌビディアの最新半導体「GB200」を組み込んだ新型サーバーを発表するなど、AI関連企業として注目されている。同月にはS&P500種株価指数の構成銘柄への採用が決定した。
データセクションはこのほど、スーパーマイクロと業務提携に向けた基本合意書を締結した。生成AIの運用に必要なGPUは需給が逼迫しており、スーパーマイクロのサーバーを調達し、国内でAI向けデータセンターを開設する方針という。
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