熊本県の木村敬知事は25日から2泊3日で台湾を訪れ、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)本社を訪問する。同県菊陽町ではTSMC第1工場が開所し第2工場の建設も決まっている。県知事に就任して以来初めての訪問で、県側の受け入れ体制などについて意見交換するとみられる。

台湾を訪れるのは木村知事のほか、熊本経済同友会や熊本県工業連合会の代表者らで、2023年1月に蒲島郁夫前知事が訪問した時と比べて少人数に絞る。TSMC本社のほか工業技術研究院(ITRI)や新竹サイエンスパークなどの視察を予定している。

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