群馬銀行子会社のぐんぎんリース(前橋市)は脱炭素機器のリースに環境省が補助金を出す「ESG(環境・社会・企業統治)リース促進事業」に関して、指定事業者のうちESGの取り組みを評価する「優良取組認定事業者」に2年連続で選ばれた。地銀系リース会社では唯一という。
環境省が2021年度に始めた事業では、対象の脱炭素機器をリースで導入する際、機器に応じて総リース料の1〜4%を補助する。優良な事例には補助率の上乗せもある。認定事業者の選定は23年度に始まり、2年連続は5社。営業担当者の勉強会などが評価されたとみられる。環境省の認定ロゴをPRに活用できる。
ぐんぎんリースによると事業を利用したリース額は22年度の約3億円から23年度は約6億3000万円と倍増した。斉藤秀之社長は「優良先に認定されたことが大きな推進力になった」と話す。
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