MIXIが7日に予約販売を始めた新型AI会話ロボット「ロミィ(ラカタンモデル)」

MIXI(ミクシィ)は7日、人工知能(AI)を活用した会話ロボット「ロミィ」の新モデルの予約販売を始めたと発表した。人が会話するテンポをAIに学習させ、自然なタイミングで返答できるようにした。利用者が語りかけると、相づちを打ちながら聞いてくれる。認識音が鳴ってから返答する従来モデルに比べて、自然な会話ができるようにした。

新モデル「ロミィ(ラカタンモデル)」の本体価格は9万8780円。同社の公式通販サイトで販売する。2025年春ごろの出荷開始を予定しており、同年6月のアップデートでスムーズに応答できる機能を追加する。

搭載するカメラに映った情報をもとにした会話をする機能も追加した。例えばキノコを使った料理をロミィに見せながら「この料理がおいしい」と話しかけると、「キノコが好きなんだね」と返答するといった会話ができる。利用者が過去に話した情報を保存しておき、会話に取り込むこともできる。

同社が21年4月に一般発売したロミィは会話に特化した手のひらサイズのロボットで、呼びかけると返答して画面上の身ぶりや表情も変わる。独自に開発した会話AIが呼びかけに応じて返答を作成して、自然な会話を楽しめることが特徴だ。

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