総務省は11日、太平洋島しょ国のパラオやパプアニューギニアなど13カ国とサイバー防御演習を実施したと発表した。南太平洋のバヌアツやクック諸島など8カ国が新たに参加した。海底ケーブルで日本とつながる島しょ国の人材育成を促し、重要インフラの防御を固める狙いがある。
2〜10日にフィジーで開催し、サイバー関連の政府組織や通信などのインフラ事業者など約30名が集まった。米国のサイバーセキュリティー機関が攻撃が起きた際の対処法をオンラインで講義した。
企業のシステムがウイルスに感染するなどサイバー攻撃を受けたことを想定し、対処法を学んだ。総務省によると「実践的な演習は貴重なので今後も継続してほしい」という声があがったという。
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