近年寿司業界で目立つのが、人気店による新ブランドの展開だ。中でも面白いのが都内のグルメ横丁への出店だ。BCの姉妹メディア『おとなの週末』が個性的で敷居の低い都内の寿司店2店をご紹介する!!
撮影/小澤晶子(EDOMAE SS)、小島昇(寿志團)、取材/肥田木奈々
■手間暇かけた江戸前寿司をカジュアルな空間で食す『EDOMAE SS(エドマエ エスエス)』@新宿三丁目
品書きを見ればハイオクにレギュラー満タン?なるほど旨い寿司で活力=ガソリン補給という訳か。本格江戸前寿司をカジュアルな横丁で味わえるこちらは人気店『築地青空三代目』の新業態。冒頭のおまかせのネーミングといい、遊び心が楽しいねえ。
とはいえ握りは極めて正統。例えば提供直前に茹でる車エビや同じく直前にサッと湯通しする北寄貝など、1貫1貫をおいしく味わってもらうため労をいとわない。ネタの良さも推して知るべし。高級店が惚れ込む「フジタ水産」の本マグロや、それを使った「とろたく巻き」はぜひ。身も心もとろけます。
[住所]東京都新宿区新宿3-20-8 トップスハウスビル1階 新宿横丁内
[電話]080-9458-1458
[営業時間]11時半~14時半、17時半~22時半
[休日]水
[交通]地下鉄丸ノ内線ほか新宿三丁目駅B7出口から徒歩1分
■高級店の技を太っ腹価格で気軽に楽しく堪能できる!『寿志團(すしだん)』@広尾
細長~いグルメ横丁の奥にある寿司劇場。ここがそんじょそこらの店と一線を画すのは銀座の高級店『はっこく』の新ブランドということもあるが、何より仕込みからネタの切りつけまで、見た目の楽しさや口に入れた時の旨みの広がり、シャリとのほぐれ具合を考え尽くした握りがすこぶる旨い&驚きの太っ腹価格だから。
酢飯は3年熟成のコク深い赤酢に酸味を補うためもう1種をブレンド。どのネタにも合うよう計算されている。おまかせは定番人気と旬の味をバランス良く。気取らず本物を味わえて、しかもお子様ウェルカム。魅力が何拍子も揃った店だ。
[住所]東京都渋谷区広尾5-4-16 EAT PLAY WORKS1階
[電話]03-6450-2800
[営業時間]11時半~14時半(14時LO)、17時半~21時半(21時LO)
[休日]水
[交通]地下鉄日比谷線広尾駅2番出口から徒歩1分
『おとなの週末』/2023年11月号より転載
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
おとなの週末 (06月号)
929円(05/28 16:02時点)Amazon楽天市場Yahoo
Amazonの情報を掲載しています 【最新のグルメ情報はこちらで】おとなの週末Web鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。