絶滅危惧種と言われていたスポーツカーだが、2024年を皮切りに日本のスポーツカーは黄金の5年間を迎える。特に山場と言えるのは、トヨタ往年のビッグネームたちの相次ぐ復活だ。注目のコンパクトスポーツたちをご覧いただこう!!

※本稿は2024年5月のものです
文・予想CG:ベストカー編集部/写真:トヨタ・ダイハツ・ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年6月26日号

■黄金の5年間の山場!? ビッグネームが相次いで復活!

2015年の東京モーターショーへの出展以来、情報が途絶えていたS-FRの開発再始動は嬉しいニュースだ(ベストカー編集部作成の予想CG)

 2026年もトヨタの勢いは止まらない。かつて一世を風靡したビッグネームが復活を予定しているのだ。

 ビッグネーム復活モデルの注目はMR2とGRスターレット。ともに3気筒ガソリンターボでMR2は1.6L、GRスターレットは1.3Lを搭載する。

 別記事のスクープ情報でも詳しくお伝えしているが、この1.3Lターボはトヨタ、ダイハツ、スズキの共同開発スポーツにも使われ、トヨタはS-FR、ダイハツは新型コペン、スズキはカプチーノの復活モデルをリリースする計画。

 すべてコンパクトサイズのFRスポーツだが、各社オリジナルのコンセプトとデザインを採用することになる。

■少量生産の純内燃機関ミドシップスポーツ:トヨタ MR2

トヨタ MR2(ベストカー編集部作成の予想CG)

 GRヤリスの直3、1.6Lターボ、320psクラスを搭載する純内燃機関のミドシップスポーツで、GRMN専用の少量生産モデルになるとの情報。価格は1000万円オーバーという噂だ。デザインはクーペタイプとダブルデッキタイプの2案が検討されているという。

■「ラリー4」のベースとなるFFターボスポーツ:トヨタ GRスターレット

トヨタ GRスターレット(ベストカー編集部作成の予想CG)

 WRCにおける若手の登竜門、ラリー4マシンのベースとなるコンパクトFFスポーツ。直3、1.3Lターボは150psを発揮する。現代に甦る「韋駄天ターボ」は期待大。

■開発再開! 世界最小のFRスポーツ:トヨタ S-FR

トヨタ S-FR(ベストカー編集部作成の予想CG)

 2015年に公開されたS-FRの開発が再開したとの情報。コンパクトなクローズドクーペで、GRスターレットと同じ1.3Lターボを縦置きに搭載。現代版トヨタスポーツ800のイメージだ。

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