アントレックスは、最新型三輪フル電動モビリティ『Entre Cargo』を6月20日に発売した。アシスト自転車や電動スクーターを取り扱う中で、顧客からの「荷物が積みきれない」「重いものを積むと危ない」といった要望に応える形で開発された。

Entre Cargoは、最大90kgの積載能力と三輪のファットタイヤによる高い安定性が特徴。フル電動で楽に移動できるため、通勤や買い物、釣りやピクニック、農作業など多様なシーンでの利用が期待されている。また、プロ向けの配送用やキャンプ場、観光地での利用にも適している。

このモデルは第一種原動機付自転車(ミニカー)に区分され、普通免許が必要となる。車検や車庫証明、ガソリンが不要で、維持費や初期費用を抑えられる点も魅力だ。

Entre Cargoの特長として、カーブで傾かない安定性、広々とした荷台、取り外し可能なバッテリー、そして簡単な操作性が挙げられる。20インチのファットタイヤとフロントサスペンションを採用しており、悪路でも安心して走行できる。

全長182cm、幅75cm、車高105cm、重量は本体46kg、バッテリー4kgで、充電1回あたりの走行距離はモードにより25kmから45kmまで対応する。最高速度は35km/hで、シマノ7速ギアを搭載している。

Entre Cargoは9月から順次出荷予定で、現在予約受付中。価格は29万7000円だが、早割予約特典として28万2150円で購入可能だ。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。