夏のドライブシーズン。ふだん走らない高速道路で、うっかり逆走してしまうかもしれない。出口を通り過ぎてしまったり、行き先を間違えてしまったりしても、高速道路は一方通行。Uターン、バックは厳禁。NEXCO各社が逆走について注意を喚起しているので下記にまとめた。
◆逆走してしまったときは
走っていて、中央分離帯が左にあり標識が裏側に見える場合は逆走の可能性が高い。この場合、近くの安全な場所に停車し、ハザードランプを点灯させる。さらに、ガードレールの外側などの安全な場所に避難し、110番や非常電話で通報すること。
◆逆走はこんな場所で発生している
逆走は主にインターチェンジや料金所付近で発生する。具体的には、目的の出口を通過してしまい入口車線を逆走したり、本線上でUターンしたりするケースが多い。また、サービスエリアやパーキングエリア付近でも、入口を出口と間違えて逆走することがある。
◆どうする? 間違えて、目的のインターチェンジを通り過ぎてしまった!
高速道路でのUターンやバックは絶対に避ける。目的のインターチェンジを通り過ぎた場合は、そのまま次のインターチェンジで降り、料金の精算前に料金所スタッフに申し出ることで適切な対応が受けられる。ETC利用者は事前にETCカードを車載器から取り出し、「一般」または「サポート」と表示のあるレーンに進入する。ただし、インターチェンジの構造によっては対応できないため、注意が必要だ。
なお通行料金は、係員の指示に従って戻った場合は、当初流入インターチェンジから目的のインターチェンジまでの料金となる。目的のインターチェンジに戻らずに流出する場合は、利用区間の通行料金だ。
◆どうする? 間違えて、高速道路に入ってしまった!
間違えて高速道路に入ってしまった場合も、入口料金所の通行券受け取り機にあるインターホンで料金所スタッフに申し出れば、指示に従って戻ることができる。こちらも、インターチェンジの構造によっては対応できない場合がある。
◆逆走車を発見したら
逆走車を発見した場合は、速度を落とし十分な車間距離を保つことが重要だ。逆走車は追い越し車線を走行してくる傾向がある。前方に発見した際は衝突を避けるよう注意して走行、あるいは路肩などの安全な場所に停車することが推奨される。そして同乗者から110番通報するか、最寄りのサービスエリアの非常電話から報告、または料金所スタッフに報告する。
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