BYDは新型電動SUV『Yuan Pro』をブラジルで発表した。この新型電動SUVは、都市部の若者をターゲットにしており、最新の技術、デザイン、そして競争力のある価格を実現する。

Yuan Proは、BYDの市場戦略の一環として、ブラジルの電動化を加速させることを目指している。380kmの航続距離(NEDC基準)、177hpの出力、29kgmのトルクを持ち、0-100km/hの加速時間は7.9秒。ブラジル国内でのテストでは、都市部での航続距離が390km、郊外での航続距離が316kmと評価された。総合的な航続距離は356kmで、エネルギー消費はガソリン換算で56km/lに相当する。

BYDの新型電動SUV「Yuan Pro」

デザイン面では、Yuan Proは1675mmの高さ、4310mmの長さ、1830mmの幅を持ち、265リットルのトランク容量を持つ。技術面では、Yuan ProはBYDのe-platform 3.0を採用しており、効率性と安全性を高めている。

パワートレイン、モーター、充電器、コンバーター、インバーター、コントローラーを一体化した8-in-1システムを採用した。また、45.1kWhの容量を持つBladeバッテリーを搭載し、エネルギー効率、安定性、安全性を追求する。

BYDの新型電動SUV「Yuan Pro」

安全性も重視されており、前席のシートベルトにはプリテンショナーと警告音が装備されているほか、6つのエアバッグが搭載されている。車両の80%は高強度鋼で構成されており、10トン以上の圧力に耐えることができる。

さらに、BYDは「BYD Recharge」という充電アプリを用意しており、ユーザーは近くの充電ステーションを簡単に見つけることができる。このアプリは、リアルタイムでステーションの空き状況を確認でき、フィルター機能を使って特定の充電器を検索することも可能だ。

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