トヨタは8月、高性能ハッチバック『GRカローラ』改良新型を米国で発表したばかりだが、そのGRカローラ改良新型にカモフラージュを施した、謎のプロトタイプをスクープ班のカメラが初めて捉えた。

改良新型では、8速オートマチックトランスミッションと、アップグレードされたエンジンを採用したばかりだが、さらなる改良モデルが計画されているのだろうか。

プロトタイプのフロントエンドは、コーナー給気口が変更され、中央エアインテーク上部がクローズされ、下部のバーが太くなっているようだ。後部フェンダーにもボディ色の偽装が見られる。またリアエンドでは、トヨタのエンブレムが黒塗りされているほか、車名バッジも隠されている。

トヨタ GRカローラ 派生、謎のプロトタイプ

改良新型では、冷却と空力特性を改善する新デザインのフロントバンパーが採用された。また、ローンチコントロール、リバウンドスプリングを備えた改良型サスペンション、更新されたリアコイルとスタビライザーも装備している。注目は1.6リットル直列3気筒ターボエンジンで、従来型からアップグレードされ、最高出力304ps、最大トルク400Nmを発揮、30Nmの増加となったことだ。

現段階ではこのプロトタイプの正体は不明だが、さらなる改良モデル、またはスペシャルモデルの可能性が噂されている。今後さらなる情報を入手次第、お伝えしていこう。

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