ホンダのスポーツ系モデルが好きな人にとって、プレリュードは気になって仕方がない存在だろう。ホンダとしては久々のクーペモデルとなるこいつの姿がじわじわと明らかになってきたぜ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ、ベストカーWeb編集部
■周辺モデルからプレリュードの姿が見えてきた!
2023年のジャパンモビリティショーで電撃的に公開されたプレリュード。かつてデートカーの王者とも言われたクーペの復活は、昭和世代のオジサンをも歓喜する注目の新車だ。
そのプレリュードだが、まさにそのジャパンモビリティショーの直前に「プレリュード」という商標を出願し、今年4月には登録が完了している。並行して販売促進を担うプロジェクトチームも立ち上がったそうで、発売準備が着々と進んでいる気配が感じられる。7月にはイギリスのグッドウッド(フェスティバル・オブ・スピード)でも車両がお披露目された。
そのプレリュードだが、スペックに関するアナウンスはいっさいなされていない。しかし、周辺モデルなどから、その「状況証拠」がじわじわと浮かびつつある。ヒントとなるのは、アコードとシビックに新設定された「RS」だ。
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■シビックRSの6MTをアコードのハイブリッドと組み合わせる!
プレリュードはホンダのハイブリッドストーリーの最新章であるとされる。となるとパワーユニットとして無視できないのが、アコードが搭載した新世代のスポーツe:HEVだ。
2L直列4気筒の直噴エンジンをベースに、2つのモーターを2軸配置としたこのハイブリッドは、優れたレスポンスと省燃費を両立しており、プレリュードの心臓部にピッタリだといえる。
ではこの心臓部をどう軽快に操るか。ここで注目されるのが、シビックに追加投入されたスポーツグレード「RS」が搭載する6速MTだろう。
このMTはシフトフィールに優れ、シビックタイプRと同じレブマッチ機能も備えたスポーツMT。RSでは1.5Lガソリンエンジンと組み合わされるが、プレリュードでは、前述した2Lのハイブリッドユニットに組み合わされるのではなかろうか。かつてのCR-Zに近いコンセプトだ。
ボディ回りだが、プラットフォームはシビックのものを共有するはず。ホイールベースは同じ2735mmと予想するが、全長はオーバーハングを削り、シビックより短い2480mm程度になると予想する。
興味が尽きない新型プレリュードだが、2025年後半には確実に姿を現す。ホンダ製クーペの復活を楽しみに待ちたい!
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