チューニングパーツメーカー・HKSが販売中の「Mastery ECU」シリーズからレクサス『LS500』(VXFA50,VXFA55)、『LC300』(VJA300W)専用のフェーズ1とフェーズ2がそれぞれ新発売。販売開始は10月11日より。
「Mastery ECU」は対象車種の特性に合わせてHKS製チューニングデータへの書換えを行い、さらにグレードアップした走りを実現できるECUのデータ置き換えプログラム製品。チューニングの度合いにより「フェーズ1」「フェーズ2」「フェーズ3」と内容が異なるが、いずれもオーダー後、使用中のECUをHKSに専用梱包箱で送付し、書き換えが終わったECUが返送されてくるシステムとなっている。
今回はレクサス・LS500、LC300用にフェーズ1とフェーズ2が一挙に登場。フェーズ1の純正ECUからの変更点は、スピードリミッターの変更[180km→300kmまでの車速](ただしタイヤの速度記号まで、速度記号がWの場合270km/h、Wの場合230km/h)とスロットルMAPの最適化となっている。ハイギアードなドライビングが楽しめるほか、上質な走り心地を実現する。
フェーズ2ではフェーズ1のリミッター変更にくわえて、ブーストアップと各種MAPの最適化[トルク、空気量など]となっている。LS500用では最上質な走り心地をテーマに、低回転では乗り心地が良く、高回転域では伸びが良くなるようなデータ作成・セッティングに。LC300用ではオフロードでの力強さをテーマに、低回転から高回転域まで力強いトルク感を楽しめるデータ作成・セッティングとなっている。
「Mastery ECU」の価格はLS500用・LC300用ともにフェーズ1が12万1000円(税込)、フェーズ2が33万円(税込)。
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