レクサスは最上位SUV『LX』初のハイブリッド「LX700h」に、オフロード仕様の「OVERTRAIL」グレードを設定すると発表した。

レクサスはカーボンニュートラル社会の実現と「人と自然とモビリティの共生」を目指す「LEXUS OVERTRAIL PROJECT」を進めている。その一環として、新たに「OVERTRAIL」グレードを設定した。この新グレードは、ユーザーの幅広いアウトドアライフスタイルに寄り添うことを目的としている。

OVERTRAILグレードの特徴は、専用の装備と内外装色にある。エクステリアデザインでは、黒光沢塗装のスピンドルグリルやマットグレー塗装のアルミホイールを採用。フォグランプやルーフレールなど各部品を黒・ダーク系色でコーディネートし、過酷な環境にも耐える「プロフェッショナルツール」としての印象を強調している。

ボディカラーには、OVERTRAIL専用色として「ムーンデザート」を含む全6色をラインアップ。インテリアでは、「OVERTRAIL」モノリスを設定し、シート表皮のメイン部分とドアトリムに低彩度のモノリスを組み合わせている。

装備面では、フロント&リアディファレンシャルロックを新たに採用。これにより、車輪がスタックした場合などの脱出性能が向上している。また、LXとして初めてオールテレーンタイヤを設定。265/70R18サイズの専用タイヤは、オフロード性能とオンロード性能を高次元でバランスさせた、レクサスフレーム車向け専用開発品となっている。

さらに、レクサスオフロード4WD車として初めてエレクトロシフトマチックを採用した。オフロードのTAKUMI(匠)監修のもと、悪路走行特有の操作性を追求し、心地の良い触感と高い操作性を両立する専用シフトノブを新規採用している。

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