トヨタ出身のエンジニアが作った3輪タイプの超小型モビリティ「リーン3」が、10月15日に開幕した「ジャパンモビリティショー2024・ビズウィーク」に現われた。バイクのように「リーンさせて」走れる個性派ミニカーが、いよいよ発売に向けて動き出したぜ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:リーンモビリティ、ベストカーWeb編集部
■バイクのように「倒し込んで」走る!
ベストカーWebでも過去に紹介した個性派モビリティ「リーン3」。2013年の東京モーターショーでトヨタが公開した「i-ROAD」の進化・発展版といえる電動車両だ。
このクルマの最新モデルが、幕張メッセで開かれた「ジャパンモビリティショー2024・ビズウィーク」に姿を見せた。フロント2輪、リア1輪の3輪車だが、フロントタイヤはリーン機構を備えており、バイクのように「倒し込んで」走る点が個性的だ。
ドアは車体左側だけにあり、車内にはタンデム配置で2つのシートが用意されている(※日本仕様は原付ミニカー(L5)扱いとなるため一人乗り)。オートバイとの違いを明確にするためにエアコンを標準装備するという。
ボディサイズは全長2470mm、全幅970mm、全高1570m。8.1kWのリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、100V電源に繋げば約7時間で満充電にできる。
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■2025年秋に100万円で発売!
このリーン3は、市販に向けた準備が着々と進んでいる。生産は台湾で行われるのだが、2025年秋にその台湾で発売し、そこからできるだけ間を空けずに、日本でも発売する予定だそうだ。
台湾での想定価格はおよそ20万台湾ドルというから、約100万円。ほぼ同価格で日本でも発売されるとすれば、新しい近距離移動の足として大きな注目を集めそうだ。
開発を手がけるリーンモビリティによれば、まずは企業での業務用途に使ってもらい、「道の風景が変わる」様子を印象づけたいとのこと。通勤用車両として使ってもらえば、社員用駐車場として使っているスペースの新しい活用にもつながるはずだ。
しかしやっぱり、このリーン3はぜひとも個人向けに販売してほしい。超小型モビリティとしては珍しい「操る楽しさ」を持ったクルマだからだ。来年の発売を楽しみに待ちたい。
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